本日の作品 vol.6 Brigitte Fontane:ラジオのように [デジタル化格闘記]



今日は、歌手で女優の、ブリッジッド フォンテーヌ、1971年発表の超異色、傑作作品です。題名は、”ラジオのように”です。
この作品の聞き所は、なんと言っても伴奏陣、アート アンサンブル オブ シカゴの存在です。アート アンサンブル オブ シカゴと言ってもご存知でない方も多いと思いますが、前衛ジャズのコンボとして多くの実績を残している著名なる音楽集団です。
個性的な詩を謡う、囁くようなフォンテーヌのシャンソンと、アフリカを想起させる土俗的なリズムと、アバンギャルドな集団即興を奏でるアート アンサンブル シカゴの演奏。全く異なったスタイルと思われる両者が、聴いてみると摩訶不思議な調和を見せている。そして、時をおいてまた聴きたくなる。
こんな不思議さな音楽、なかなか出会うことができないように思います。



収録曲
1.ラジオのように
2.短歌Ⅱ
3.霧
4.私は26才
5.夏、夏
6.アンコール
7.レオ
8.小馬
9.短歌Ⅰ
10.手紙

今回リミキシング際しては、フォンテーヌのヴォーカルは、輪郭がはっきりしているのにもかかわらず、シカゴの演奏がぼけて聴こえることから、これをくっきりと浮かび上がらせ、土俗的な刺激を付加すること.......。うまくできたかな?
隠れた名盤といわれるこのアルバム、自分ではこのリミキシングに満足し、Walkmanで愉しんでいます。


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