船橋、今と！！ それを育んだ歴史の跡 その1 ≪ふなっしー地上降臨5周年≫ [閑話休題]
船橋、私がこの地に住んでから、気付いてみれば、いつの間にやら30年。
そもそもは、仮初の寓居のつもりだったのですけど、昨今は、ここまで長く住むことになろうとは考えていなかったと思いながら、、先日、毎日お世話になっている、我家の最寄を走る新京成電鉄に乗っているる.........？？？
いつもは電車に乗りシートに座ると即、惰眠を貪ってしまう私、この日もご多分に漏れずいつものように惰眠を貪っていたのですが、電車が駅に停車するのを感じたところで、どういう訳か、どの辺まで来たのだろうかと、ふと目を開けてみると、いきなりその目に飛び込んできたがこの駅名表示板。
何故か、駅名の横にふなっしーの姿絵が！！！
さらに、よく見てみると、駅名”みさき”の”さ”と”き”の右下には小さく小さな”っ”と”ー”の文字が！！
”みさっきー”
この間書き、最初はふなっしーの絵を見た悪餓達のゴロ合わせ狙ったいたずら書きかと思ったのですけど、他の駅名板を見てみると、他も皆同じようになっている。
これはいくらなんでも手が混んでる、となるとこれは、この駅の所有者、新京成電鉄の仕業？？
近年、電車や駅をピンクと白のツートンに塗り替え、田舎私鉄のイメージの払拭に懸命な新京成電鉄。
船橋市にある三咲駅、この駅名をご当地人気キャラの”ふなっしー”をもじって”みさっきー”とする味なマネ、ずいぶんこの会社も変わったものだ思いつつ、ならば船橋市内にある他の新京成電鉄の各駅にも何か仕掛けがあるのではと考えて、後は寝ずに他の駅の様子もよく見てみたのですが、特に変わったものなのもなし。
なれば、深夜22時から翌朝７時まで無人駅となる新京成線の中でもローカルな部類入ると思える三咲駅、そんな駅にあれだけの仕掛けの意味、それは一体何？？？
そんな疑問を抱き続けながら、翌日も新京成電車に乗って車内を見渡すと、目に入って来たのがこの社内広告。
それは、ふなっしー地上降臨5周年と、新京成電鉄70周年を祝うコラボ企画の広告。
それによれば、
ふなっしートレインの運行や、三咲駅のふなっしー部屋の登場、ふなっしートレイン記念乗車券の発売など。いくつかの記念イベント企画されているとのこと。
その中で、特に私の気を惹いたのは、昨日見たふなっしーだらけの三咲駅の有様から、その駅に設けられたというふなっしー部屋の存在。
一体、どんなものなのか一見してみたい、見ればあの時思った疑問も氷解するかもしれないと、帰宅時に早速寄って、見てみることにしたのですが..................！！
そしてこの日の夕方。
三咲駅で下車、部屋が作られているだろうと思われる改札へ向かってみると.......
改札を出た所にあったのは、こんな場所。
ふなっしーが、”ようこそ！！”と、訪れる人を逃さず迎え入れようとの気構えで立っっていた、こんな空間でした。
20世紀梨の誕生した松戸市から、梨園が続く鎌ヶ谷市・船橋市を走る新京成線。
ふなっしーが船橋市に降臨した梨の妖精であることから、船橋市の中でも周辺に梨園が多い三咲駅に、ふなっしー部屋が設けれたというのは分からないでもないのですけど、しかし、夜間は無人駅となるこの駅を、何故わざわざここまでして飾りつける必要があったのかその疑問がさらに深まり解せぬまま駅構内を歩いていると、はたまた目に飛び込んできた案内板。
”アンデルセン公園、当駅よりバスで10分”
「ああ、そうか」、これこそ”目から鱗とここで気付いたのは...........
この駅は、全国テーマパークランキングで常にベスト10入りを果たしているアンデルセン公園の最寄駅だという事実。
2017年は、ユニバーサルスタジオジャパンや東京ディズニーランドなどの競合は上位を占める中、富士急ハイランドに続いての第6位にランクインしているのだそうなのですけど、そのこと自体、長く船橋に住むものとっては七不思議のひとつ。
しかし、そうは言ってもこの地に住む者にとっては、こうして船橋が世間の脚光を浴びるのは悪い気がしないし考とえながら思いあたったのは、この駅にあったこのふなっしー企画、アンデルセン公園を訪れる人を狙った季節限定の新京成電鉄７０周年を期しての集客企画なのではということ。
それにしても、派手なようでどこか田舎びた何ともローカル色一杯のイベント企画、やはり船橋と新京成！！
それがまたらしさなもだなと苦笑いを誘い、やがて、その気持ちが微笑みに変わって行く。
大都市のベット・タウンでありながらかすかに残る田舎臭さ、これぞ、この地の魅力なのではと考えてしまいました。
とまあ、ふなっしーとアンデルセン公園の影響か、近年全国住みたい町の上位にランクされるようになった船橋、このことも、私が住み始めた頃は、常にワーストにランクさていたことから考えると、にわかには信じられないことなのですけど。
その魅力、その歴史を紐解くとわかる奥深さ、そこにその源が宿っている。
ということで、次回は船橋、その歴史を尋ね歩き、その源に迫ってみたいと考えています。
何はともあれ、今年は、ふなっしー地上降臨5周年と新京成電鉄70周年という祝いの年。
日頃、何かとその恩恵を受けている私としても、何もせずにただ筆を置く訳にはいかないとの心境から、今回は、Miles Davisが私淑し自らの次世代サウンドの礎とした、名編曲者にして新たな音楽世界を提示した、偉大なるアーティストであるGil Evans。
70年代後半そのEvansの下で働きその重責を担った日本人ギタリストの川崎 燎、その彼のサウンドに乗せたPVで、これから訪れる船橋の歴史の一旦に興味を持っていただければと思います。
そもそもは、仮初の寓居のつもりだったのですけど、昨今は、ここまで長く住むことになろうとは考えていなかったと思いながら、、先日、毎日お世話になっている、我家の最寄を走る新京成電鉄に乗っているる.........？？？
いつもは電車に乗りシートに座ると即、惰眠を貪ってしまう私、この日もご多分に漏れずいつものように惰眠を貪っていたのですが、電車が駅に停車するのを感じたところで、どういう訳か、どの辺まで来たのだろうかと、ふと目を開けてみると、いきなりその目に飛び込んできたがこの駅名表示板。
何故か、駅名の横にふなっしーの姿絵が！！！
さらに、よく見てみると、駅名”みさき”の”さ”と”き”の右下には小さく小さな”っ”と”ー”の文字が！！
”みさっきー”
この間書き、最初はふなっしーの絵を見た悪餓達のゴロ合わせ狙ったいたずら書きかと思ったのですけど、他の駅名板を見てみると、他も皆同じようになっている。
これはいくらなんでも手が混んでる、となるとこれは、この駅の所有者、新京成電鉄の仕業？？
近年、電車や駅をピンクと白のツートンに塗り替え、田舎私鉄のイメージの払拭に懸命な新京成電鉄。
船橋市にある三咲駅、この駅名をご当地人気キャラの”ふなっしー”をもじって”みさっきー”とする味なマネ、ずいぶんこの会社も変わったものだ思いつつ、ならば船橋市内にある他の新京成電鉄の各駅にも何か仕掛けがあるのではと考えて、後は寝ずに他の駅の様子もよく見てみたのですが、特に変わったものなのもなし。
なれば、深夜22時から翌朝７時まで無人駅となる新京成線の中でもローカルな部類入ると思える三咲駅、そんな駅にあれだけの仕掛けの意味、それは一体何？？？
そんな疑問を抱き続けながら、翌日も新京成電車に乗って車内を見渡すと、目に入って来たのがこの社内広告。
それは、ふなっしー地上降臨5周年と、新京成電鉄70周年を祝うコラボ企画の広告。
それによれば、
ふなっしートレインの運行や、三咲駅のふなっしー部屋の登場、ふなっしートレイン記念乗車券の発売など。いくつかの記念イベント企画されているとのこと。
その中で、特に私の気を惹いたのは、昨日見たふなっしーだらけの三咲駅の有様から、その駅に設けられたというふなっしー部屋の存在。
一体、どんなものなのか一見してみたい、見ればあの時思った疑問も氷解するかもしれないと、帰宅時に早速寄って、見てみることにしたのですが..................！！
そしてこの日の夕方。
三咲駅で下車、部屋が作られているだろうと思われる改札へ向かってみると.......
改札を出た所にあったのは、こんな場所。
ふなっしーが、”ようこそ！！”と、訪れる人を逃さず迎え入れようとの気構えで立っっていた、こんな空間でした。
20世紀梨の誕生した松戸市から、梨園が続く鎌ヶ谷市・船橋市を走る新京成線。
ふなっしーが船橋市に降臨した梨の妖精であることから、船橋市の中でも周辺に梨園が多い三咲駅に、ふなっしー部屋が設けれたというのは分からないでもないのですけど、しかし、夜間は無人駅となるこの駅を、何故わざわざここまでして飾りつける必要があったのかその疑問がさらに深まり解せぬまま駅構内を歩いていると、はたまた目に飛び込んできた案内板。
”アンデルセン公園、当駅よりバスで10分”
「ああ、そうか」、これこそ”目から鱗とここで気付いたのは...........
この駅は、全国テーマパークランキングで常にベスト10入りを果たしているアンデルセン公園の最寄駅だという事実。
2017年は、ユニバーサルスタジオジャパンや東京ディズニーランドなどの競合は上位を占める中、富士急ハイランドに続いての第6位にランクインしているのだそうなのですけど、そのこと自体、長く船橋に住むものとっては七不思議のひとつ。
しかし、そうは言ってもこの地に住む者にとっては、こうして船橋が世間の脚光を浴びるのは悪い気がしないし考とえながら思いあたったのは、この駅にあったこのふなっしー企画、アンデルセン公園を訪れる人を狙った季節限定の新京成電鉄７０周年を期しての集客企画なのではということ。
それにしても、派手なようでどこか田舎びた何ともローカル色一杯のイベント企画、やはり船橋と新京成！！
それがまたらしさなもだなと苦笑いを誘い、やがて、その気持ちが微笑みに変わって行く。
大都市のベット・タウンでありながらかすかに残る田舎臭さ、これぞ、この地の魅力なのではと考えてしまいました。
とまあ、ふなっしーとアンデルセン公園の影響か、近年全国住みたい町の上位にランクされるようになった船橋、このことも、私が住み始めた頃は、常にワーストにランクさていたことから考えると、にわかには信じられないことなのですけど。
その魅力、その歴史を紐解くとわかる奥深さ、そこにその源が宿っている。
ということで、次回は船橋、その歴史を尋ね歩き、その源に迫ってみたいと考えています。
何はともあれ、今年は、ふなっしー地上降臨5周年と新京成電鉄70周年という祝いの年。
日頃、何かとその恩恵を受けている私としても、何もせずにただ筆を置く訳にはいかないとの心境から、今回は、Miles Davisが私淑し自らの次世代サウンドの礎とした、名編曲者にして新たな音楽世界を提示した、偉大なるアーティストであるGil Evans。
70年代後半そのEvansの下で働きその重責を担った日本人ギタリストの川崎 燎、その彼のサウンドに乗せたPVで、これから訪れる船橋の歴史の一旦に興味を持っていただければと思います。
Facebook コメント
背比べ
「ふなっしー」は梨をモチーフしたものだったんですね。
船橋の名を短縮した得体の知れないキャラだけど動きにキレがあって面白いとは思っていました。それから、二十世紀梨は鳥取が発祥と思い込んでました。いろいろ気づかせていただき、ありがとうございます。
by yuzman1953 (2017-09-28 18:25)
「ふなっしー地上降臨5周年」なんですね、
もっとずっと前から居るような気がします、
武道館でのNASSYIFESなど、数々の伝説を残してますよね(*^_^*)
by mk1sp (2017-09-29 22:13)
yuzman1953さん
二十世紀梨のこと、私も千葉に住む前は鳥取がその誕生地だと思っていたのですけど、こちらに来た時に出掛けた松戸市立博物館の展示でそのことを知った次第。
松戸市のその原木が生まれた場所は、今では住宅地となってしまっていてその痕跡を見ることはできないのですが、二十世紀ヶ丘という地名が今も残り、その記憶を伝えてくれています。
by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2017-09-30 16:31)
mk1spさん
ふなっしー、もっとずっと前から居るような気、まだ5周年とは私も意外な気がしました。
しかし、今年2017年は、ふなっしー5周年、新京成70周年に加え、船橋市も市政施行80周年なのだそうで、まだまだ、ふなっしーが活躍する機会がありそうです。
by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2017-09-30 16:44)
新京成電鉄経営の「ドッグラン」があるって知ってます？
by U3 (2017-10-01 12:26)
U3さん
もちろん知っていますよ。
新京成電鉄、路線距離は短いものの、沿線に結構不動産を持っているようで、その資産を活用して他には老人ホームなども経営しているのですよね。
by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2017-10-01 15:19)
コメントありがとうございました。
岩下志麻と同窓なんですね。
中学生の頃から美人だったんでしょうね。
by いっぷく (2017-10-14 20:46)
いっぷくさん
私にとっては大先輩なのでその当時の彼女容姿のことはわかりませんが、彼女を教えた先生によれば、彼女には、他の生徒にはない何かがあるのを感じていたということを聴かされたことがありました。
それにして敵わぬ夢なれど、中学学生の彼女が演じた夕鶴を見てみたかった、今もそうした思いを抱き続けています。
by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2017-10-15 22:31)