プログレシッブ・メタルのパイオニア、老いてなお盛んなロック魂・Kansas;The Prelude Implicit 暗黙の序曲 [音源発掘]

コロナの鎮静により、日々日常を取り戻しつつある今日。
まだまだ、第2波に備えて油断は禁物なれど、そう言う私はというと、解禁宣言以来次から次へと湧き上がる来る仕事にあちらこちらへと飛び回るはめとなり、挙句果てには、その時はまだ県をまたいでの不用の外出は自粛の時期でもあったにも関わらず、軽井沢にまで出向かねばならなくなってしまう始末。

とはあれ、少々唐突な日常の変化ではあったけれども、以前のような日常の空気を浴びることが出来るようになったことは、私にとっても喜ばしいこと。
その喜びに浮かれ過ぎぬよう、せいぜいコロナに侵されぬよう注意を払いながら過ごすようにしている
しているところ。

しかし、いきなり来たハードな日々に長らくの在宅勤務でがついていかない!!

そこで、その鈍った体に活を与えるためここのところ聴いているのがロックの作品。

と言う訳で、今回の選んだ作品は前回に引き続き、昨今聴いているロックの作品の中から特に印象に残った70年代半ばにアメリカで産声をあげ名声を残したバンドの、前作以来16年ぶりとなるスタジオ作品であるこの作品を選び語ることにいたしました。



Kansas;The Prelude Implicit 暗黙の序曲.jpg



Kansasの2016年発表の作品 ”The Prelude Implicit(邦題; 暗黙の序曲)”です。






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往年の名作を今に再現した伝説のギタリスト:Steve Hackett・Genesis Revisited II [音源発掘]

やっとのことで解除された非常事態宣言。
まだまだ用心が必要であると思われるも、この私も、宣言が出されるや否や勤務先より出社の要請があり、翌日には久々に職場に復帰。

今のところとくに急ぎの仕事はないだろうと思い事務所に行ってみると、こちらも宣言解除ということなのかに一挙に仕事が飛込んできて、あれやこれやしているうちにスケジュール満杯となってしまう始末。
こんな老いぼれでも活動の再開を待っていてくれる人たちが、大勢いたということは本当に嬉しいことだと思う反面、在宅勤務で鈍ってしまった体がついていけるかいささか心配、鎮静化してきたとは言えまだまだ油断することはできないコロナ、今は、せいぜいその予防に細心の注意を払いながらご期待に沿えるよう前へ進もうとしているところ。


さて、そうした中で今回取り上げるは、これまでに続き、在宅勤務中その空いた時間を使って聴いて来た作品のお話。
これまでは、ジャズの作品ばかりを取り上げて来ましたが、今回は毛色を変えて久々にロック作品のお話。

ジャズは、過去に聴いた作品を聴き直しその再評価すしようという姿勢で、そのサウンドに耳を傾けて中でもこれはと思った作品を取り上げご紹介して来ましたが、ロックの方は、近年のプログレシッブ・メタル、プログレシッブ・ロックを中心に、特に元Dream TheaterのMike Portnoyのソロ・プロジェクトの諸作品や、Nad Sylvan、Pineapple Thief 等を聴いていて、そうしたことから、今回はその中でも最も親しんでいたこの作品を取り上げ筆を進めることにいたしました。

steve hackett genesis revisited Ⅱ.jpg

それは、70年代に出現した5大プログレッシブ・ロック・バンドの一つである、Genesisの元ギタリストであったSteve Hackettの2012年の作品”Genesis Revisited II”。




Let's listen to some music.!!


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