豪華なフュージョンギタリストの饗宴 George Benson & Earl Klugh Collaboration Live in Tokyo '88 本日の作品;vol.73 [デジタル化格闘記]

今日は。盆前の忙しっかた日々も無事乗り切り、今年は数日間のお休みをとることができたところで、少し前に見つけた昔エアチェックしたテープをCD化することに。

そのテープは、フュージョンの名ギタリストGeorge Benson & Earl Klughの珍しいコラボによる日本でのライブ録音。
1987年にGeorge Bensonが、 Earl Klughとのコラボで発表したアルバム”Collaboration with Earl Klugh"のりリ―スを受けて実現した夢の饗宴でした。

Collaboration with Earl Klugh.jpg


さてこのテープ、この当時は仕事も結構忙しく、録ったものの以後その存在をすっかり忘れていたのですけど、先日テープの整理をしていて偶然見つけたもの。
早速聴いてみると音もいい。
ということでこんな風に仕上げてみました。

DSCN4945m.JPG


その音の方も当然聴きたいですよね・
そこで全部とはいきませんがその一部を、ご紹介いたしましょう。



george benson & earl klugh.jpg


お贈りした曲は”Mimosa ”
ベンソンのウェス・モンゴメリーの系譜を引く伝統的ジャズギターの響きと、クル―のナイロン弦の暖か味の溢れる豊かな響きのコントラストがいいですね。

そしてもう一曲。



この曲、もうお分かりですよね。”Love Theme From 'Romeo and Juliet' ” ロミオとジュリエット。
どちらかというとクル―のアコースティック・ギターにマッチした選曲だと思うのですけど、ここでのベンソンのソロも、スローの中にスピード感を宿しつつなおかつ美しい。

歌ものの方が有名になってしまった感のあるベンソンですが、ギター・プレヤーとしての素晴らしさを十分に味あわせてくれる演奏だと思います。

最後に続いて2曲、こちらは映像でご覧いただきましょう。





2つ目の曲のタイトルは、”Collaboration ”

映像で見るとさらに二人の演奏、緊張感が伝わって来ますね。

さて、二人の名ギタリストの秘儀を尽くした演奏十分ご堪能いただけたでしょうか。

Track listing

1.Dreamin'
2.Love Theme From 'Romeo and Juliet'
3.Mt. Airy Road
4.Mimosa
5.Collaboration
6.Jamaica

Personnel

George Benson(g),Earl Klugh(Aco-g) Perry Hughes(g)
David Garfield(key),Thorn Hall(key),Calvin Brayant(b)
Gene Dunlop(ds),Lawrence Frantangelo(per),Ray Mauzerolle(per)

Recorded
May 14, 1988 at Sinjuku Kouseinenkin Hall, Tokyo
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コメント 6

せいじ

当時からヘビーローテーションで聴いていました。
今でもよく聴いています。

CDの曲順なんか違ってますが
1. Mt. Airy Road
2. Mimosa
3. Brazilian Stomp
4. Dreamin'
5. Since You're Gone
6. Collaboration
7. Jamaica
8. Love Theme From 'Romeo and Juliet'

確かLove Theme From 'Romeo and Juliet' は
CDのみのボーナストラックだと思いました。
by せいじ (2011-08-12 09:07) 

せいじ

ライブのエアチェックだったんですね!
by せいじ (2011-08-12 09:49) 

マチャ

特にCollaborationがいいですね、個人的には(>▽<)
僕はレオン・ラッセルのファンなので、どうしても
マスカレードのイメージが強いですが、やはり
ギタリストとしても一流なのがよく分かります。

夏にぴったりの、かっこいい大人のサウンド、
紹介してくださってありがとうございました(^-^)/
by マチャ (2011-08-12 10:16) 

老年蛇銘多親父

せいじさん

Earl Klugh は、70年代デイフ・クルージンとやっているあたりが好きで”Finger Paintings”などは、今でも愛聴盤のひとつです。

以後、ファンク的になってからは趣味が合わず遠ざかっていたので、このLiveも録ったもののほとんど聴くことがなく忘れていたものでした。

今、聴き直してみると名手ベンソンとのコラボということでだいぶ気合いの入った演奏になっていて、おもわずCD化をしてしまいました。 
by 老年蛇銘多親父 (2011-08-16 16:09) 

老年蛇銘多親父

マチャさん

ベンソンといえば確かにマスカレードが、浮かんで来ますね。

私の場合、マスカレードという曲、当時は笠井 紀美子さんの歌で親しんでいて、ベンソンは、まだ歌を歌わない頃のベンソンから聴いていたので、ギタリストのイメージが強く、はじめて彼の歌を聴いた時は、あれ歌もうまいんだと妙に感心してしまったのを思いだします。

レオン・ラッセル、バングラディシュのコンサート映画を見て以来のお気入りですが、あの風貌とマスカレード、いまだどうも結びつかないのです。
by 老年蛇銘多親父 (2011-08-16 16:30) 

老年蛇銘多親父

[__ムード]
TAMAさん
みー☆さん
ぼんぼちぼちぼちさん
ねこのめさん
かなっぺさん
ヒサさん

niceどうもありがとうございます。

by 老年蛇銘多親父 (2011-08-23 16:23) 

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