2023年 心に残ったお気に入り作品 その2 Rock編 [音源発掘]

本格的冬の天気が来たらと思ったら、その翌日は小春日和の天気となったり、相も変わらず気まぐれ極まりない激しい気候の変化に翻弄されることが多い今年の12月。

ただでさえ慌ただしさが増す時期なのに、気候の変化の方までここまで慌ただしいと、心も落ち着かず、いつも以上に疲れを感じてしまいます。

とは言いながらも、2023年もあと僅か。

ここは、もう一鞭入れて弱音を撃退。
今は、つつがなく新しい年2024年を迎えられるよう、気持ちを切り替え、もう一頑張りしているところ。

そうしたところで、今回の音源発掘は、その一頑張りで前回に引き続き「2023年 心に残ったお気に入り作品」そのロック編を取りまとめることにしたいと思います。

さて、今年のロックですが、まず大きく心に残ったのは、年の終りが近づいてきたところで報じられた、もう新作はないと思っていたロックの黎明期を切り開いた2大巨頭の新作発表のニュース。

その2大巨頭作品とは、Paul McCartney とRingo Starrが、故John Lennonが生前に残した未発表曲のヴォーカル音源に、これまた故George Harrisonが生前演奏し残したこの曲 のギータ―・パートと、新たにPaulとRingoが各楽器パートを演奏追加収録して編集制作した、The Beatlesの最後の新曲と言われる”Now and Then”と.........、

The Rolling Stonesのオリジナル曲による作品としては、2005年の”A Bigger Bang”以来18年振り(全曲古典的ブルース曲のカバーを収めた前作”Blue & Lonesome”からは7年振り)となる作品”Hackney Diamonds”。


The BeatlesにしてもThe Rolling Stonesしても1960年代初めに活動を開始したグループで、メンバーは皆80歳を迎えている頃のはずなのにと、ちょっと驚きながらも、老いても失せることない不屈のロック魂にひたすら感服脱帽。
両作とも、即、聴いてみたのですが、今もって多くの人々に愛され続けている彼らの音楽、共にこの新作も時代を越えた良さがある。

その両者の中でも、今私がとみに気に入ているのが、The Rolling Stonesの”Hackney Diamonds”。

the rolling stones hackney diamonds.jpg


それは、そもそも私が洋楽を聴く切っ掛けとなったのがThe Rolling Stonesと言うこともその理由の一つなのですが、それ以上に心を惹かれたのは、80歳の齢にして今だ衰えることのない創作力と演奏のクォリティの高さ。

さらに、新作発表記念のライブ映像も見たのですが、そのサウンドにはCDは違わぬクォリティがあり、また80歳を迎えようとしているメンバーの年齢を感じさせない若々しい動きがそこにあって、心の芯までロック野郎たちの凄味を感じたというのがその理由。

そこで、まずは心の芯までロック野郎たちの、熟しきった熱きロック・サウンド、ここで聴いて頂くことに致しましょう。
曲は。この作品の冒頭を飾る曲で”Angry”です。




粗削りな響きで鳴るギターに導かれ始まるこの曲、このサウンドこそまさに Rolling Stones!!!
そして、それ続くMickのヴォーカルのぶっきらぼうにも感じるその様が粗削りなギターと絡みバッチリと決まっている。

私のような昔からStonesファンにとって、その他に類例を見ないという超個性的な唯一無二のStonesサウンド健在の姿は、言葉にならないほどの喜ばしさを感じてしまいます。

この作品、2021年8月24日、Stones結成時からのメンバーでドラマーのCharlie Wattsが亡くなって以後、初めての作品なのですが、制作に参加したゲストの顔触れには、Elton Jone、Paul McCartney、Stevie Wonder 、Lady Gagaの名が並ぶという、かなり豪華な布陣。

その上、1992年に脱退したベースのBill Wymanの参加や生前のCharlie Wattsが参加した曲もある。

物静かではあるも暖かい眼差しで多くのアーティストを包み込み、皆に慕われる存在だったというCharlie Watts。

そうした彼の性格が、1991年、Mick Jaggerとの確執でバンドを去ったというBill Wymanの、咽頭がんを患い治療を続けていたWattsへの励ましのための共演を呼び、また、Elton Joneはじめ豪華なゲスト陣の深い哀悼の念を伝えるための参加を呼んだのだと思えて来るのです。

そして、Stonesとういうバンドの要的存在だった言われているCharlie Watts、その彼がいなくなってしまった今、残されたStonesメンバー等の80歳という年齢を考えると、この作品は、彼らのCharlie Wattsへの深い哀悼の念を示したものであると同時に、Stones自身の終活を飾るものだと思えて来てしまうのです。

またその終活、そのことは、現代のテクノロージーに蘇った与えたBeatlesの4人よる曲”Now and Then”にも言えることだと思うのです。

1963年以来、半世紀の時空を越えロックの頂点に君臨し続け、現代の音楽に大きな影響を与え残した Rolling StonesとBeatles、今年発表されたこの2つの作品は、あらためて彼らの偉大さを知らされつつも、これが彼らの最終章になるかもしれないと思うと、そのことに、とてつもない寂しさを感じてしまうのです。




さて、一時の感傷に浸ってしまったところで、2023年 心に残ったお気に入り作品 、続いての作品は、ネオ・プログレシッブ・ロックの作品。

今年は、特に意識した訳ではないのに、これまで知らなかったドイツ出身のCYRILやブラジル出身のFleesh,英国・ドイツ・オーストラリアのベテラン・アーティストによるDmanekと言った、日本では馴染みは薄いかもしれないけれど、クオリティの高いサウンドが魅力のプログレ・アーティストに出会えたなど、プログレについてはなにかと稔りの多いの年だったのですが、さらにそれらに加えて出会い嵌まってしまったのが、イタリアン・プログレのBAROCK PROJECT 。

その彼らの出身国のイタリアという国は、英国でプログレシッブ・ロックが誕生して間もなく、1970年代の初めにはPremiata Forneria Marconi(P‣F・M])やLocanda Delle Fate 、Museo Rosenbac、Osanna等、今も歴史に名を残すプログレシッブ・ロックの精鋭たちが続々と誕生していた地。

そうしたことから、2006年CDデビューのBAROCK PROJECT、私は、果たして彼らがそうした伝統をどう引き継いだ連中なのかとの興味から聴き始めたのですが、そこで聴いたのは、確かにその伝統は踏まえたものであるという以上に、現代的センスが施された彼ら独自の新しいプログレシッブ・ロック・サウンド。

おかげで 期待した以上のその音にすっかりのめり込んでしまうことになってしまったのです。

そこで、そうした思いを抱いたBAROCK PROJECT 、今回取り上ることにした作品は、

barock project Detachment.jpg

2017年発表の彼らの第5作目となる 作品”Detachment”としました。


それでは、私が嵌まってしまった新時代のプログレ・サウンド、まずは聴いて頂くことに致しましょう。
曲は、”Happy To See You”です。、



このBAROCK PROJECT結成の中心人物であるキーボード奏者で作曲家のLuca Zabbiniは、英国のプログレシッブ・ロックの雄であるEmerson, Lake & Palmer(EL&P)のキーボード奏者Keith Emersonを敬愛してると言われているのですが、ここで聴く限り、EL&Pのクラシック、ロック、ジャズを融合した音楽スタイルは継承されているも、サウンドの構成や作りは全く異質なものであるような感じ。

しかし、作品全体をよく聴いてみると、まさにEmersonばりの速いタッチのオルガン、シンセのソロがあったり、70年代のJethro Tullが復活したかのような曲があったり、Emersonのみならず70年代プログレのエッセンスが自己のサウンドの中にさり気なく散りばめれていて、その鮮やかさは小憎らしいばかり。

そして、緻密なアレンジ包まれるも優しく馴染みやすい曲想と、それに絡む重くスケール感のあるMarco Mazzuoccoloのメタル的面持を感じさせるギターが、70年代プログレとは一線を画す新時代のプログレシッブ・ロックを創り上げています。

70年代、Pink Floydに出会って以来長年プログレを聴き続けて来ましたが、伝統の味を残しながらも新次元のプログレを感じさせてくれたBAROCK PROJECT、プレグレの今後を担う真の逸材だとの思いを持つことになりました。



以上2作、まったく毛色の異なった2組のアーティストの作品を紹介いたしましたが、続いての2023年 心に残ったお気に入り作品は..............。

今度は、メタル系のロック作品。

それは、アメリカで生まれ、英国によって変化、世界に広められていったロックですが、今やこんな所でもメタルが受け入れられているのかと思わせられた国出身のアーティストの作品。

その作品がこちら

Myrath_legacy.jpg


北部アフリカに位置する国チュニジア出身のプログレシッブ・メタル・バンドMyrathの2016年発表の作品”Legacy”です。

そうした彼らが、なぜ2023年心に残ったのかと言うと、それは、サウンドに欧米のメタルでは絶対に聴くことの出来ない、エキゾチックな感覚を宿していたということ。

そこで、そのエキゾチックな感覚、一体どんなものか。
早速、ご賞味頂くことに致しましょう。

曲は、本作より”Believer ”です。



ここ数年、プログレシッブ・メタル系のロックのバンドばかり食指が動きいろいろと聴いて来たのですけど、ここに来て少々飽きを感じるようになってしまったことから、今年はこの系統の音楽を聴くことは出来るだけ控えるようにしたのですけど、以前からMyrathついては名を聞いていたこともあって、とりあえずその誓いを実行をする前に一度聴いておこうと耳にしたところ、他のプログレシッブ・メタルにはなかった魅力を発見、印象に残ってしまったのがこの作品。

特に惹きつけられたは、バリバリの西欧的メタルの乗りを持ちながら、弦や中東の民族楽器が醸し出すオリエンタル・ムードを纏った旋律が、メタル・サウンドとほど良く絡まり混ざりあって、エキゾチックな感覚を生み出しているという、これまでにはなかった独特なプログレシッブ・メタルであったということ。
そして、Zaher Zorgatiのイスラム教の聖歌の旋律を偲ばせたヴォーカルや土着的な香りがするMorgan Bethetのドラムが、その特徴的サウンドをさらに際立たせてていて、聴き応え満点。

そうしたことで好印象を持つことに至ったMyrath。

ならば本作以外もと、続けて2019年発表された”Shehili”も聴いてみたのですけど、そのサウンドはさらに進化、充実したものとなっていたことから、これは今後がまた期待出来るバンド、メタルは控えるとしたもののこのMyrath、今後もその動向に注目して行かねばと考えてしまいました。


さて、今年もいろいろな音楽を聴いて来ましたけど、こうして1年を振り返ってみると、これまでとは異なった傾向の作品との出会いを多く体験した年だったなという感想。

その中でジャズに関しては、以前は過小評価されてたが、今、その評価が見直されているアーティストの作品を聴いてみると、思いのほか良い作品が数多くあることを知らされることになりました。

そこから、ジャズついては、来年も引き続きそうしたアーティスト作品やこれまで聴かず嫌いでいた作品を聴き直し、今まで違った側面から新たな出会いを引き出して行こうと思っています。

そして、ロックについては、黎明期を築き開いて行たアーティストが消えてい行く中、その最後の軌跡を追うことはもとより、これまでロック未受容と思われた国などのアーティストにも目を注ぎ、新世代のロックを担うアーティストを探し求めて行こうと考えています。


それでは、2023年 心に残ったお気に入り作品ロック編、その締め括りにデジタル技術の進歩で世に出たThe Beatlesの新曲”Now And Then”を聴きながら、お話を終えることにしたいと思います。




The Rolling Stones-Hackney Diamonds
Track listing
1.Angry (Jagger–Richards, Andrew Watt)
2.Get Close (Jagger–Richards, Watt)
3.Depending On You (Jagger–Richards, Watt)
4.Bite My Head Off (Jagger–Richards,)
5.Whole Wide World (Jagger–Richards,)
6.Dreamy Skies (Jagger–Richards,)
7.Mess It Up (Jagger–Richards,)
8.Live by the Sword (Jagger–Richards,)
9.Driving Me Too Hard (Jagger–Richards,)
10Tell Me Straight (Jagger–Richards,)
11.Sweet Sounds of Heaven (Jagger–Richards,)
12.Rolling Stone Blues (Muddy Waters)

Personnel
The Rolling Stones
Mick Jagger – lead and backing vocals, guitar, percussion, harmonica on "Dreamy Skies" and "Rolling Stone Blues"
Keith Richards – guitar, bass guitar, backing vocals, lead vocals on "Tell Me Straight"
Ronnie Wood – guitar, bass guitar, backing vocals
Additional personnel
Paulina Almira – illustration
Ron Blake – trumpet on "Get Close" and "Sweet Sounds of Heaven".
James King – saxophone on "Get Close" and "Sweet Sounds of Heaven".
Matt Clifford – keyboards, piano, Wurlitzer
Benmont Tench – keyboards and organ on "Depending On You" and "Dreamy Skies" 
Andrew Watt – bass guitar, guitar, percussion, keyboards, backing vocals, string arrangement, mixing on "Rolling Stone Blues", production
Steve Jordan – drums
Karlos Edwards – percussion
Elton John – piano on "Get Close" and "Live by the Sword" 
Stevie Wonder – keyboards and piano on "Sweet Sounds of Heaven"
Lady Gaga – vocals on "Sweet Sounds of Heaven"
Paul McCartney – bass guitar on "Bite My Head Off"
Charlie Watts – drums on "Mess It Up" and "Live by the Sword"
Bill Wyman – bass guitar on "Live by the Sword"
David Campbell – string arrangement

Recorded
February 2019, 2020, December 2022 – January 2023



BAROCK PROJECT-Detachment
Track listing
1. Driving Rain (music: Zabbini)
2. Promises (music & lyrics: ombelli)
3. Happy To See You (music: Zabbini / lyrics: Jones)
4. One Day (music: Zabbini / lyrics: De Sarno)
5. Secret Therapy (music: Zabbini / lyrics: De Sarno)
6. Broken (ft. Peter Jones) ((music: Zabbini / lyrics: Jones)
7. Old Ghosts (music: Zabbini / lyrics: De Sarno)
8. Alone (ft. Peter Jones) (music: Zabbini / lyrics:Jones)
9. Rescue Me (music: Zabbini / lyrics: Franceschetti)
10. Twenty Years (music: Zabbini-Mazzuoccolo / lyrics: Franceschetti)
11. Waiting (music: Zabbini / lyrics: Franceschetti)
12. A New Tomorrow (music: Zabbini-Mazzuoccolo / lyrics: De Sarno)
13. Spies (music: Mazzuoccolo-Zabbini / lyrics: Cutrone

Personnel
Luca Zabbini – piano, keyboards, acoustic guitars, lead vocals
Eric Ombelli – drums
Marco Mazzuoccolo – electric guitars
Francesco Caliendo – electric bass
Guest:
Peter Jones – Lead vocals on “Broken” and “Alone”

Released
2017



Myrath-Legacy
Track listing
1.Jasmin
2.Believer
3.Get Your Freedom Back
4.Nobody's Lives
5.The Needle
6.Through Your Eyes
7.The Unburnt
8.I Want to Die
9.Duat
10.Endure the Silence
11.Storm of Lies

Personnel
Myrath
Zaher Zorgati - lead and backing vocals
Malek Ben Arbia - guitars
Anis Jouini - bass
Elyes Bouchoucha - keyboards, backing vocals, arrangements
Morgan Bethet - drums
Guest musicians
Bechir Gharbi, Riadh Ben Amor - violins
Mohamed Gharbi, Hamza Obba - violins and alto
Akrem Ben Romdhane - oud
Koutaiba Rahali - gasba, ney
Aurélien Joucla, Audrey Bedos - choirs

Released
February 19, 2016



ハックニー・ダイアモンズ (通常盤)(デジパック仕様)(SHM-CD)

ハックニー・ダイアモンズ (通常盤)(デジパック仕様)(SHM-CD)

  • アーティスト: ザ・ローリング・ストーンズ
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2023/10/20
  • メディア: CD




Detachment

Detachment

  • アーティスト: Barock Project
  • 出版社/メーカー: Artalia
  • 発売日: 2017/03/24
  • メディア: CD




Legacy

Legacy

  • アーティスト: Myrath
  • 出版社/メーカー: Earm
  • 発売日: 2016/04/29
  • メディア: CD





Now And Then

Now And Then

  • アーティスト: The Beatles
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2023/11/17
  • メディア: CD










横浜の紅葉

先日、打合せのため訪れた横浜関内。
訪問先は、横浜スタジアムのある横浜公園の近くにあるオフィス。

この時期、横浜公園付近ではちょとした秋の風景を楽しめるかもと、約束より1時間ほど早く関内駅に到着して、ちょっと寄り道。

まずは、駅を出て横浜スタジアムのそびえ立つ横浜公園へ。

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園内に入って球場の外周に沿って進んで行くと、
壁の中に何か展示物が見えてくる。

どうせ何かのどこかのメーカーCM展示だろうと思いながら進んで、中をよく見てみると
その展示物は、どうやら野球のユニフォームのよう..........

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そこで立ち止まりしっかりと中を見るとそこにあったのは、

WBCでの日本チームのユニホームと選手のサイン。
本当に素晴らしく記憶に残った今年のWBCでの日本チーム活躍、忘れていたあの時の感動を思い出すことなりました。

そして、再び足を進めて目指す秋の風景の場所へ。
着いたのは、公園内の日本庭園。
入口に立ち、中を覗いて見ると.........

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期待通りの秋の風景が広がっている。

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絶好の時期に来ることが出来たなと思い、紅葉を楽しみながら園内歩いていると、池の真ん中にある石の小島の上に何か生き物がいるのが見えます。

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何かと思って、よく見てみると、それはなんとスッポン(上記写真 左下)。
この池、鯉ぐらい入るだろうと思ってはいたけれど、まさかスッポンさんに出会えるとは!!!!


さて、今度は公園を出て日本大通りへ。
この道、江戸時代末期、横浜に外国人居留地が作られた時に出来た古い道なのですが、かねてより銀杏並木が続く道なので紅葉の季節は見事だろうと、入口に来て見てみると。

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これまた見事!!! 
港の手前まで黄色に葉を染めた銀杏の木々が立ち並んでいます。

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そして、その銀杏の木の下には??

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なんやらX’masぽいイルミネーションが立ち並んでいます。

そこで、近寄って見てみると

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それの正体は、トナカイさん!!

なんとも洒落たX’masの趣向。
5年前に見た時は、皆平面的な造りだったのに、今は立体的な造りへと進化していた。

この辺りの憎い演出、同じ東京湾の港町の千葉とは段違い×100乗の格違い。

なんとも消し難いそのどん臭さ、千葉県民の自分としては情けないを通り越して、ただああきらめの境地でしかないのだけれど、横浜という街に連綿と刻まれた歴史と、そこから生まれ出る良質のセンス、はたまた羨ましく認識することになりました。

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野山の中の紅葉もいいけれど、こうした街の中の紅葉は、師走の喧騒を忘れさせるひと時をもたらしてくれる。
僅かではありましたが、年の終り近づく中、良い時間を過ごさせてもらいました。



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mk1sp

今年も沢山の曲のご紹介ありがとうございます。

今回も、とても聴き応えのある選曲でした~♪
人類の歴史って、結局の所、権力争い・紛争・戦争の歴史だな・・・、一時のパスク(平和)はあっても、永遠ではないものな、と思う一方、
音楽は、百年、五百年、千年、二千年と、継承されていく・・・音楽の中には永遠の平和が生きているな、音楽、やっぱ、凄いな、
と、そんなことを思わせる、スケール感の大きい曲でした。

特にBarockProject、伝統と若さが両立しているというか、楽しそうに演奏しているのを見るのは気持ちが良いですね!

最近の寒暖差、体に応えますね、明日あたりからまた寒気が入ってくるようです。何卒ご自愛ください

PS.
素晴らしい秋の景観ですね!
by mk1sp (2023-12-16 13:25) 

R8

紅葉が素敵です!
by R8 (2023-12-16 22:36) 

老年蛇銘多親父(HM-Oyaji)

mk1spさん

今年もいろいろ聴き、勝手なことばかりのたまってまいりましたが、最近のアーティスト、60,70年代の連中と比べると、皆テクニックは優れているのだけど、これだという個性に欠けているように感じていて、ここ数年、その辺のところに、鬱屈したものがあったのですけど。

今年は、BarockProject、Myrathと出会えたおかげで、その感を、なんとか払拭することが出来ました。


黎明期には軽蔑の目で見られていたロックと言う音楽、それが、今は世界共通の音楽となってしまった。

そのことは、多くの争いが頻発する今だけど、宗教や民族は異なれど、根本的な人間の本質は、皆、同質であると言うことを示しているのかもしれませんね。






by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2023-12-17 21:40) 

老年蛇銘多親父(HM-Oyaji)

R8 さん

東京と言う人工的大都会で過ごしていると、季節の風情を忘れてしまいがちとなってしまいますけど、目を凝らしてよく見ると街の真ん中にも、こうした季節の風情がある。

今年の横浜公園の紅葉は、例年に比べかなり見事だったように思いました。

by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2023-12-17 21:47) 

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