元祖 和製プログレシッブ・メタル(日本のプログロレシッブ:ロック3)・Starless;銀の翼 SILVER WINGS [音源発掘]
今日のお話は、昨年11月以来筆の途絶えていた日本のプログレシッブ・ロックのお話。
あれ、まだ2作品しか取り上げていなかったかなと思いつつ、今回ご紹介するそのバンドは、プログレシッブ・ロックらしい重厚な厚みのあるサウンドを持ちながら、軽快な乗りの良さで聴き手をぐいぐいとひぱって行ってくれるサウンドが、魅力のStarless。
その作品は、1985年、その彼らのデビュー作でもあり、ファンの間では名作との誉が高い作品、”銀の翼・SILVER WINGS ”を取り上げたいと思います
このスターレス、日本のプログレシッブ・ロックの草分け的存在であったバンド、シェラサードのベーシストであった大久保寿太郎が、1984年に結成したバンド。
その彼ら、メタルとプログレシッブを融合した、それをわかりやすいサウンドで聴かせてくれる、海外のバンドに例をとればASIAあたりにその共通項があるバンドのように思えるのですが、さらにそれに加えて、そのメロディには、どこか日本的な歌謡性を感じさせるものあり、そこに親しみを覚えてしまう、そんな風に思える連中なのです。
そして、このバンドのもう一つの聴きどころは、女性ヴォーカル。
今では、ゴシック・メタルの世界などで、パワーフルな女性ヴォーカリストの存在は当たり前のようになってしまっていますが、このスターレスは84年のデビュー当時から歴代女性がリード・ヴォーカルを務めているという、いわばメタル女性リード・ヴォーカル・バンドの草分け存在。
一体、どんなサウンドを聴かせてくれるのか.................。
ということでこのスターレス、2004年の再々結成時のライブ・ビデオを見つけましたので、ご一緒にその映像見てみることにいたしましょう。
曲は、彼らの代表曲の”Silver Wings/銀の翼”。
重厚かつパワーフルなインストメンタル群と、そのサウンドに負けじと熱唱する女性ヴォーカルのコントラストに惹きこまれ、またたく間に彼のサウンドの世界に取り込まれてしまった、そうした感じになってしまったのではないでしょうか。
また曲の方もも、聴く者を飽きさせることない表情の豊かさがあり、メタル的でありながらプログレシッブ・ロックとしての聴き応えも兼ね備えている、実に楽しいサウンドだったと思います。
そうした彼らのサウンド、今度はプログレシッブ・ロック的色彩がさらに感じられる、このアルバムのラストを飾っていた”Impression/予感~Un-Dreaming/明日の影”の2曲をこのライブ映像から聴いてみることにいたしましょう。
そういえば、このスターレスが誕生した1984年頃、アニメの主題曲がこうした軽快さを備えたロック的なサウンドに変わりつつあった時期。
今も、娘が聴いているアニメサウンドにも似たものがある。
もしかするとスターレス、今のアニメやゲーム・ミュージックの先駆けであったのではないかと思えたりしてくるのですが、いかがなものでしょうか。
それにしても、30年も前にこうした連中がいたとは、日本のロック・シーンも、なかなか侮れないものがあり、ますよね。
Track listing
1.Prologue
2.Silver Wings/銀の翼
3.I Look In Your Eyes/瞳の奥に…
4.Aphrodisiac
5.In The End/章末
6.Breath
7.Dazzling Desire
8.Impression/予感
9.Un-Dreaming/明日の影
Personnel
宮本”Julla"佳子(vo)
中川隆雄(g)
大久保寿太郎(b)
堀江睦男(ds)
上村禎徳(key)
Release
1985
あれ、まだ2作品しか取り上げていなかったかなと思いつつ、今回ご紹介するそのバンドは、プログレシッブ・ロックらしい重厚な厚みのあるサウンドを持ちながら、軽快な乗りの良さで聴き手をぐいぐいとひぱって行ってくれるサウンドが、魅力のStarless。
その作品は、1985年、その彼らのデビュー作でもあり、ファンの間では名作との誉が高い作品、”銀の翼・SILVER WINGS ”を取り上げたいと思います
このスターレス、日本のプログレシッブ・ロックの草分け的存在であったバンド、シェラサードのベーシストであった大久保寿太郎が、1984年に結成したバンド。
その彼ら、メタルとプログレシッブを融合した、それをわかりやすいサウンドで聴かせてくれる、海外のバンドに例をとればASIAあたりにその共通項があるバンドのように思えるのですが、さらにそれに加えて、そのメロディには、どこか日本的な歌謡性を感じさせるものあり、そこに親しみを覚えてしまう、そんな風に思える連中なのです。
そして、このバンドのもう一つの聴きどころは、女性ヴォーカル。
今では、ゴシック・メタルの世界などで、パワーフルな女性ヴォーカリストの存在は当たり前のようになってしまっていますが、このスターレスは84年のデビュー当時から歴代女性がリード・ヴォーカルを務めているという、いわばメタル女性リード・ヴォーカル・バンドの草分け存在。
一体、どんなサウンドを聴かせてくれるのか.................。
ということでこのスターレス、2004年の再々結成時のライブ・ビデオを見つけましたので、ご一緒にその映像見てみることにいたしましょう。
曲は、彼らの代表曲の”Silver Wings/銀の翼”。
重厚かつパワーフルなインストメンタル群と、そのサウンドに負けじと熱唱する女性ヴォーカルのコントラストに惹きこまれ、またたく間に彼のサウンドの世界に取り込まれてしまった、そうした感じになってしまったのではないでしょうか。
また曲の方もも、聴く者を飽きさせることない表情の豊かさがあり、メタル的でありながらプログレシッブ・ロックとしての聴き応えも兼ね備えている、実に楽しいサウンドだったと思います。
そうした彼らのサウンド、今度はプログレシッブ・ロック的色彩がさらに感じられる、このアルバムのラストを飾っていた”Impression/予感~Un-Dreaming/明日の影”の2曲をこのライブ映像から聴いてみることにいたしましょう。
そういえば、このスターレスが誕生した1984年頃、アニメの主題曲がこうした軽快さを備えたロック的なサウンドに変わりつつあった時期。
今も、娘が聴いているアニメサウンドにも似たものがある。
もしかするとスターレス、今のアニメやゲーム・ミュージックの先駆けであったのではないかと思えたりしてくるのですが、いかがなものでしょうか。
それにしても、30年も前にこうした連中がいたとは、日本のロック・シーンも、なかなか侮れないものがあり、ますよね。
Track listing
1.Prologue
2.Silver Wings/銀の翼
3.I Look In Your Eyes/瞳の奥に…
4.Aphrodisiac
5.In The End/章末
6.Breath
7.Dazzling Desire
8.Impression/予感
9.Un-Dreaming/明日の影
Personnel
宮本”Julla"佳子(vo)
中川隆雄(g)
大久保寿太郎(b)
堀江睦男(ds)
上村禎徳(key)
Release
1985
King Crimson の「Starless」からきている名前なんですね。
by raccoon (2013-03-03 23:00)
そうなんですよね。
ただサウンド的にはだいぶクリムゾンと違うので、ちょっと意外な感じがしました
by 老年蛇銘多親父 (2013-03-07 04:58)