深まりゆく甲府盆地の秋 [仕事の合間に]

甲府、諏訪 松本と色づき始めた木々の姿を目にして1週間、10月最終週には再び甲府に出張することになりました。

前回10月中旬に訪れた時は。標高800m余りの諏訪湖周辺では、紅葉もその色合いを深めていたのに対し、400mほどの標高の低い甲府周辺では、ちょうど木の葉も色づき始めたばかりだったのですが、それから1週間、さてその染まり具合どんなものか、心をはずませ出発したのです。

いつものように都心の渋滞を避けるため、まだ夜明けきらぬうちに家を出て、八王子付近で日の出を迎え、相模湖辺りにさしかかると、その光景は何とはなしにいい雰囲気。

前回来た時と比べ、辺りの風景は確実に秋の色合いが増して来ている。
これなら、甲府周辺も期待が持てそうと、途中かの地で久しぶりに見ることのできたいつもの富士山に

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旅の安全と仕事の成就を祈願をして、さらに車を進め笹子トンネルを抜けたところで、先日も立ち寄った釈迦堂PAに寄ってみると、いきなり目に飛び込んできたのが色合い鮮やかなこんな風景。

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先日、立ち寄った時は、木立の様子はまだ薄化粧といったところだったのに、わずか1週間の間に深い秋の出で立ちに、そのに佇まいを整え終えていたのでした。

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これならば、前回訪れた甲斐風土記の丘も大丈夫。
ならば、翌朝早出して散歩してみることにしようと決め、この日の仕事場に向かうことにしたのでした。



そして翌朝。
天気は快晴、雲一つない空の下、甲斐の国を取り囲む山々がその稜線を浮き立たせ、美しく聳え立ているのが見えています。

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そこで、さそっく公園に向かい、入り口まで来てみると

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朝日に映える古墳と紅葉のコントラストが、秋の深まりをしっとりと見せ、私を出迎えくれていました。
さらに古墳の頂上に登って、山脈を望んでみると、

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紅葉に染まった木々の背後に、薄らと美しい山脈が顔を覗す盆地ならではの秋の風景に出会います。

さらに園内を散策してみると、

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常緑樹の緑と紅葉の織り成す色彩豊かな世界が。

そうした園内の風景、動画をしたてみましたので、よろしければその日の雰囲気、ご覧いただき味わってみていただければと思います。、



バックに流れる曲は、Bill Evansの”Waltz For Debby”。
音楽を聴きながら園内を歩いていたのですけど、その時聴こえて来たのがこの曲。
曲の持つリリカルな響きが、これら紅葉の美しさをさらに際立ち見せてくれていたように思え、BGMとしてみました。

それにしても秋深し。
忙しさの中で忘れていた季節の移り変わり、仕事を忘れ、久々に堪能することができました。

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ハンコック

こんばんは。
山梨や長野は、遠くに高い山々が見えるのが良いですよね。
紅葉も桜同様、あっという間に色づき具合が
変わってしまいますし、天候も左右しますし、
毎年ごとに色づき具合も違いますので、
タイミングを見極めるのが難しいですね。
私も色づき具合を見計らって、近場の紅葉を楽しみたいと思います。

by ハンコック (2014-11-02 17:52) 

老年蛇銘多親父

ハンコックさん

お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
ずっと出張続きで、今は土浦方面に行っているのですが、このあたりの紅葉はようやく見頃かなという所。

こなところからも、おっしゃる通り紅葉、本当にタイミングを見極めるのが難しいなと実感しております。

しかし、こうやって毎年同じ場所を訪ねていると、その土地の季節感も自然と分かってきて、その土地の季節の情景が楽しめるようになる。

仕事は大変ですけど、こうした楽しみを持つことで仕事も楽しくなると感じられるものだと思うようになってしまいました。


by 老年蛇銘多親父 (2014-11-08 04:32) 

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