卒業写真・Hi-Fi Set Studio Live 本日の作品;vol.81 [デジタル化格闘記]
年度末ということもあり、日々忙しく過しているうちに3月ももう終盤。
例年なら、桜開花の噂も聞こえてくる時期なのに、春一番も今だ来ず肌寒さが残る毎日に、3月ということを忘れてしまうこともある始末。
そんな忘れていた3月をふと思い出させてくれたのが、先日TVで見た被災地での卒業式の様子を伝えるニュース。
あの震災から早いもので1年。
辛く苦しかった日々の中で訪れた新たな旅立ちの日。
彼らの記憶の中に鮮烈に刻まれるだろうこの卒業式の思い出、何年か後に思い出した時、どういう思いで向きあうのかと考えながら、ちょっと月並みななのだけど、そのバックに流れ出したはあのメロディ。
”卒業写真”
確かこの曲..........
この曲がヒットしてしばらくした頃のライブ・テープがあったはず!!
と思うと何故か無性に聴きたくなり探してみるとこの通り。
前の”なごり雪”の記事でも紹介したFM東京のスタジオ・ライブ番組。
その番組にHi-Fi Setが出演した時のものが、このテープなのです。
早速、リミキシングを施しデジタル化への作業を開始することにしてみました。
その出来上りCDがこちら!!
レコードの大編成のバックによる演奏とは異なり、クィンテットの演奏をバックに歌われているこの歌、そこにはまた違った新鮮な味わいがある。
それではその音源、早速お聴かせすることにいたしましょう。
1978年5月7日にオンエアされたこの演奏、この時期のHi-Fi Setは、それまでのJ-POP路線から、1981年のアルバム”3 NOTES”に至る、ジャズ・ヴォーカル路線へと変化を始めた頃。
このスタジオ・ライブでも、その兆しをうかがわせるこんな曲を歌っていました。
1973年、Pointer Sistersが放ったヒット・ナンバーの”Yes We Can Can”、そしてメドレーで”Love In Them There Hills ”です。
このメドレー、Pointer Sistersの1974年の”Live at the Opera House ”に収められている演奏のコピーなのですが、Hi-Fi Setのそれもスピード感、ハーモニーの切れ共に、ポインターの歌唱を彷彿させる会心出来。
しかも、ポインターが女性4人のハーモニーなのに対し、男性2人の加わったハーモニーで独自性を打ち出している。
私自身、このポインターの”Live at the Opera House ”は若い頃よく聴いたお気入り作品だったのですが、今回のデジタル化作業まで、Hi-Fi Setがこの曲を歌っていたことに気付かず、今回あらためて聴いてかなり嵌まってしまったもので、Hi-Fi Setの高いポテンシャリティを示した演奏の一つではないかと思っています。
ふとしたきっかけで思いだしたHi-Fi Setのこのライブ、この出来の良さに満足な気分。
それにしても、被災地の人達にこの寒さは堪えるだろう思いつつ、一日でも早く春の訪れが来るようにと願います。
例年なら、桜開花の噂も聞こえてくる時期なのに、春一番も今だ来ず肌寒さが残る毎日に、3月ということを忘れてしまうこともある始末。
そんな忘れていた3月をふと思い出させてくれたのが、先日TVで見た被災地での卒業式の様子を伝えるニュース。
あの震災から早いもので1年。
辛く苦しかった日々の中で訪れた新たな旅立ちの日。
彼らの記憶の中に鮮烈に刻まれるだろうこの卒業式の思い出、何年か後に思い出した時、どういう思いで向きあうのかと考えながら、ちょっと月並みななのだけど、そのバックに流れ出したはあのメロディ。
”卒業写真”
確かこの曲..........
この曲がヒットしてしばらくした頃のライブ・テープがあったはず!!
と思うと何故か無性に聴きたくなり探してみるとこの通り。
前の”なごり雪”の記事でも紹介したFM東京のスタジオ・ライブ番組。
その番組にHi-Fi Setが出演した時のものが、このテープなのです。
早速、リミキシングを施しデジタル化への作業を開始することにしてみました。
その出来上りCDがこちら!!
レコードの大編成のバックによる演奏とは異なり、クィンテットの演奏をバックに歌われているこの歌、そこにはまた違った新鮮な味わいがある。
それではその音源、早速お聴かせすることにいたしましょう。
1978年5月7日にオンエアされたこの演奏、この時期のHi-Fi Setは、それまでのJ-POP路線から、1981年のアルバム”3 NOTES”に至る、ジャズ・ヴォーカル路線へと変化を始めた頃。
このスタジオ・ライブでも、その兆しをうかがわせるこんな曲を歌っていました。
1973年、Pointer Sistersが放ったヒット・ナンバーの”Yes We Can Can”、そしてメドレーで”Love In Them There Hills ”です。
このメドレー、Pointer Sistersの1974年の”Live at the Opera House ”に収められている演奏のコピーなのですが、Hi-Fi Setのそれもスピード感、ハーモニーの切れ共に、ポインターの歌唱を彷彿させる会心出来。
しかも、ポインターが女性4人のハーモニーなのに対し、男性2人の加わったハーモニーで独自性を打ち出している。
私自身、このポインターの”Live at the Opera House ”は若い頃よく聴いたお気入り作品だったのですが、今回のデジタル化作業まで、Hi-Fi Setがこの曲を歌っていたことに気付かず、今回あらためて聴いてかなり嵌まってしまったもので、Hi-Fi Setの高いポテンシャリティを示した演奏の一つではないかと思っています。
ふとしたきっかけで思いだしたHi-Fi Setのこのライブ、この出来の良さに満足な気分。
それにしても、被災地の人達にこの寒さは堪えるだろう思いつつ、一日でも早く春の訪れが来るようにと願います。
ハイファイセットの貴重な音源堪能させて頂きました。
すごくシンプルなんですけど、心に響くのはなぜなんでしょうね。
最近のレコーディングは電子イコライザで修正されまくっている
ような気がしますので、本物の音がなかなか聴けないのかも
しれないなぁ、なんて思ったりしました。
ポインターシスターズって、4人だったんですね(^_^;)
3人編成しか知りませんでしたので、ちょっと驚きました。
by ヒサ (2012-03-20 21:51)
デジタル化で音質も良くなっているのでしょうか、元々カセットでの音質も良いのでしょうね♪
ユーミンのセルフカバーの方が馴染みがあるのですが、HiFiセットの美しいハーモニーも沁みますね♪
by mk1sp (2012-03-20 22:04)
ヒサさん
この曲には、やはりシンプルなバックの方が、楽器一つ一つの音にも情感が感じられ合うような気がします。
ポインターの”Live at the Opera House ”、このCD今は廃盤なんですね[__失恋]
がっかりしていたら、テープが出て来たので、またいずれ4人編成時代のポインターの名演、ご紹介したいと思います。
by 老年蛇銘多親父 (2012-03-20 23:20)
mk1spさん
このFM東京のスタジオ・ライブの放送、ずいぶん録りましたが、どの演奏も音がいいのです。
元音源の良さがあって、それがデジタル化で甦ったのではと思っています。
実はユーミンのは、荒井由美時代、NHKホールのライブ・テープがあったのですけど、余りの歌の下手さに気持ちが悪くなってしまいパスしてしまいました。
バックは、松任谷正隆、細野晴臣、鈴木茂と最高の布陣なのにね。[__右斜め下]
by 老年蛇銘多親父 (2012-03-20 23:28)
今回も貴重なライブ音源、ありがとうございます。
シンプルな演奏も良いですね。やはり名曲は
余計なもの(と言っては語弊がありますが・・・)を取り払っても
十分に美しいですね。
2つ目の音源も、それぞれの演奏がしっかりと際立っていて
とても心地よいです。
by マチャ (2012-03-21 10:49)
マチャさん
この頃の日本のアーティストのライブ音源、ここのところいろいろテープを探しては聴いているのですが、ライブの方が演奏はシンプルなのですけど、レコードになっているものよりいいなと思うものが多いですね。
レコードの方、妙なアレンジをして曲を台無しにしてまっているような。
この次はゴダイゴを紹介しようかと思っていますので、また聴きに来てください。
by 老年蛇銘多親父 (2012-03-22 21:03)
「卒業写真」というと荒井由実が好みでしたが
一昨年、久々に聴いたら
あれ、歌へただっけ・・・・・・
それ以来、ハイファイセットのバージョンが好みになりました。
「フィーリング」も良い曲で、私的には好きですね。
by yukihiro (2012-03-23 19:12)
yukihiroさん
ユーミン、私も昔は歌下手というけどそれほどでもないよな思っていたのですが、先日昔のライブを聴いた時に、余りの酷さびっくり。
ユーミンの歌、今はだいぶ上手くなったけど、それを感じたのは小田和正、財津和夫さんとの”今だから”を聴いた時だったかな。
by 老年蛇銘多親父 (2012-03-24 07:19)
TAMA さん
ねこのめ さん
yuzman1953さん
どうもありがとうございます。
by 老年蛇銘多親父 (2012-03-30 21:05)
えい♪さん
どうもありがとうございます。
by 老年蛇銘多親父 (2012-04-08 21:58)