愛車STREAM君の初車検 [思い出の車たち]

先日、我が家に来て早いものでまる3年を迎えたSTREAM君、今回、初めての車検を受けることに。

その間、代車でHONDAのディラーさんで代車として貸してくれたのがこちらの車。

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”HONDA N ONE”
この車、私のようなオールド・モーター・ファンにとっては、その昔、一世を風靡したHONDA初の軽乗用車N360に似た風貌が、何とも懐かしく一度は乗ってみたいと思っていたところにこの偶然。

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これはラッキーとばかり早速乗込もうとすると、渡されたのが.........キーではなくて??............

なんと軽のくせに生意気に キ―なしのスマートキーシステムが全車種標準装備なのだとか。
私のような世代の者には、キーがないというのは少しばかり不安を覚えてしまうのですが、とにかくセールスの方に使い方を教えてもらい、中へ入ってエンジンをかけ室内を見回してみると、まず驚いたのは、軽ということを忘れさせるほどの車室の広さ。

日頃仕事でよく乗る、トヨタのヴィッツや日産のマーチといったリッター・カーを凌ぐのではと思えるほど、そしてその内装も同等か同等以上という感じ。

とにかく、これは面白そうだと思い走り始めると。

あや、車が重い!!............!

これは、走らないなと思いきや、よく考えてみると今乗って来た我が家ストりーム君、2ℓエンジン搭載最高出力160馬力の持ち主。

さほどアクセルを踏み込まなくともスーッと発進する、いつもの調子で運転したのでは、その比較、考えてみれば 660CC 43馬力でしかないN-ONE君に望むのは酷なこと。

そう思い直し、アクセルの踏み込みを変え運転し直してみると、その走りは結構きびきびしていて、街中を走り回るには十分すぎるほど。
こうなると、1.3ℓ車並みの加速というターボ仕様にも乗ってみたくなってしまいます。

そうこうして、N-ONE君に親しんだところで、ふっとダッシュボードの下を見ると、こんなスイッチが..........。

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ECONとありますねえ。
それ、もしかすると思い、交差点で信号待ちをした時に、スイッチを入れてみると。

案の定、しばらくしてエンジンストップ。
そして、信号が青になりアクセルを踏むとエンジン・スタート、再び快調に走り始めます。

そうこれ、バスなどでよく見るアイドリング・ストップ・システムのスイッチなのですよね。


市街地や高速走行では、燃費ℓ13㎞近くまで走るのに、道が狭くどこに行っても渋滞だらけで前に進まない船橋の市内走行で悪くすれば、ℓ7㎞を切ることもしばしの我が家のストリーム君。
そうしたことから、この装備など我が家のストリーム君にも是非とも欲しいもの!! 


いたれりつくせりの今の軽自動車。なかでもHONDA N ONE,君は、面白い。
2012年11月の発売より、10ヶ月で販売台数10万台という人気のほどわかるような気がします。
僅か1日の付き合いでしたが、今度はHONDA N ONE,君、数日間借り出してロングドライブを試してめたいという気になってきました。


さて、N ONE君に夢中になってお話が忘れてしまいそうになりましたが、この辺で肝心のストリーム君の方のお話へ。

我が家のストリーム君、今回車検までの走行距離は、12000㎞。
日頃は仕事の方が忙しく、休日はぐったりで遠出の機会も少なかった割には、結構走っていたなという印象。

この程度の走行距離で、特に調子の悪いところもなかったので、今回は調整程度で済むだろうと思って点検してもらうと、思った通り特に悪いところはなしとの回答。

しいて言えばワイパー・ブレードの劣化があるといことで、これは自分で交換することにして、今回の車検では、ベルト類の張り直し、プラグおよびエア・クリーナーの清掃、タイヤ・ローテションなどの諸調整のお決まりメニューと、1回は無償という純正カーナビの更新、そしてディラーおすすめの有償メニュー、ボディ・コーティング・メンテナンスをしてもらうことにしました。


そして、車検整備を終え帰ってきたストリーム君、まず見て気付いたのはボディ・コーティング・メンテナンスの威力。
3年の間にボディのあちらこちら出来てしまった小さな傷が、すっかり消えて新車の輝きを取り戻していた。

いやこれはやって良かった思い、引き渡しを受け走り出してみると、こちらも全体的に剛性感が戻って気分爽快の走りを楽しまさせてくれる。

12000㎞という走行距離は、ちょうど機械内部も馴染みその性能を一番おいしく味わえる時期。
そこに、車検による点検調整を行ったことで、新車時以上の走りの爽快感を味わえるようになったように思えるのです。

そして、そうなると、もう少し走りを楽しみたく思うのも人情。

ということで、次の休日に向かうことにしたのが昨年2月に開通した東京ゲート・ブリッジ。
この橋のたもとには、建設前より何回も行っているのに何故か一度も渡ったことがない。

しかし、今回は2020年の東京オリンピックも決まったことだし、新木場方向からゲート・ブリッジを渡り、オリンピック施設建設予定地が多くある東京ベイ・エリアを見に行こうとストリーム君と出掛けることにしたのです。

まずは橋の新木場が入り口にある、先代の愛車オデッセイ君もその別れ際にその雄姿を残した、若洲海浜公園前で、ゲート・ブリッジと記念撮影。

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そして、一路ゲート・ブリッジへ。
それでは、ご皆さんも一緒にストリーム君に乗ってゲート・ブリッジを渡ってみることにいたしましょう。



ストリーム君の快調な走りぶりお分かりになりましたか。

この橋の長さは、2,618m、橋梁最上部の高さは 87.8m。
この日は、日曜日であったため道路はすいていましたが、普段は物資を積んだ大型トラックが多数行き交う東京湾岸の大動脈。
オリンピック会場の建設が始まれば、さらに建設資材を運ぶ車でその賑わいは増すものと思われます。

それにしてもこの橋の上から見る東京の眺望は、なかなかのもの。
ビデオにもご覧いただけた思いますが、東京のビル群を望む方向に歩道が走っていて、この日も大勢の人が橋を登り、その眺望を楽しんでいました。

私も、今度はその歩道を歩いて橋を渡り、じっくりとその絶景、楽しむことにしたいと思います。



さてもう一つ、ストりーム君と走った時の映像、こちらは日本のジャズ・ヴォーカリスト 中本マリさんの未発表スタジオ・ライブ音源を公開したくて作ったものですが、このブログで、まだご紹介していなかったものなのでご覧ください。
曲は、ミッシェル・ルグランが中本マリさんのアルバムのために作曲した、”You're Gone”です。



この映像も愛車との思い出の一コマというところ。

でも、こうしてこの記事を書いてきて思ったのは、オデッセイ君との別れから3年後の東京の今の姿、その時のブログを見ていただければお分かりになる通り、スカイツリーもゲート・ブリッジも建設途上で、今とは違う。

いよいよ4年目に突入したストリーム君、今度はプラグやエアクリーナーのグレード・アップに着手して、今から2年後、東京はどう変わっているのか、リフレッシュした後に、この場所また訪れたみたいと思います。












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yuzman1953

Nコロ、懐かしいですね。面影があるN-ONEに乗ってみたいです。我が家の愛車のフィットは4年目で、フィット3を勧められながらも、先週定期点検を終えました。

軽快な音楽が爽やかなドライブ映像にピッタリ合ってますね。
by yuzman1953 (2013-09-29 01:24) 

老年蛇銘多親父

yuzman1953さん

Nコロ全盛時代を知る者にとって、やはりN-ONEには乗ってみたくなりますよね。

Nコロは、当時、ホンダが4輪メーカーへの転身を図るため社運かけて登場した車。
他の軽自動車と比べ、圧倒的な走行性能でそれまでの軽の常識を覆した、そのNという文字が刻まれたこのN-ONEという車に、再び系の常識を変えようとするホンダの意気込みが感じられるように思います。

実際乗ってみて、世界に類を見ない軽自動車もここまで来たのかという印象。
この世界が真似することできない軽という独特な車種の製造技術、このN-ONEの転身を機に各社さらに磨きをかけていって欲しいものだと思いました。

ところでFitにお乗りなんですね。
この車もこのクラスの車、いろいろ乗りましたけど、車室の広さ走り共に一番いいように感じています。
3が出ましたけど、4年ではまだまだ。
これからもFit2君、可愛がってあげてください。


by 老年蛇銘多親父 (2013-09-29 10:02) 

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