春の風に誘われて! [閑話休題]
今年の桜、東京では例年より早い3月21日に開花宣言があったものの、その後は、冬に逆戻りしたような天気続きの毎日で、その桜の花も今にも咲きそうなピンクの蕾を膨らしながらも、もう一歩その殻を破り開くこともできず、毎日の通勤で四ツ谷外堀土手の桜並木の下を歩き通う私も、その様子を眺めながら、桜の花が樹木を覆い尽くすその日を待ちどうしく過ごしていたのですが..............。
しかし、それから1週間後。
ようやく春の暖かさが戻って来た日の朝、この陽気ならばあの固い蕾ようやく開き始めたのではと期待を持って、いつもの土手の並木道に来てみると、昨日まで今にも咲きそうに蕾を膨らませていた日影の一本の小枝に、やっと開くことが出来ました言わんばかりに、一輪の桜の花が、誇らしげに可憐な花を咲かせていたのです。
それに続けてさらに、日当たりの良い、道路際の枝を見てみると
こちらの方は、今にも開きそうな蕾を後に従えて、さらに多くの花を開かせていました。
そして、翌日の朝には、
まだ、咲く花まばらであるにもかからず、早くも、その開花を待ちに待った人たちのお花見を場所を確保しようとするブルーシートが、至る所に敷かれていたのです。
ようやく訪れた、春の日々。
そこで、私も今年は、いつもの四ツ谷外堀土手の桜から離れて、街の至る所に芽吹いるだろうと思われる春の気配を探し散策してみることにしたのですが。
さて、その行き先、
桜と言えば普通はその8割を占めていると言われているソメイヨシノのことを連想するのですが、実際は400種以上の花があるのだとか。
しかし、その今は主流となっているソメイヨシノという桜、実は江戸時代の末期、現在の東京の豊島区にあった染井村で自然交配によって生み出されたものなのだそうで、それ以前は、さくら桜と言えば、山桜がその主流だったのだいうことから、今年は、いつもお花見とは少し趣を変えてみようと思い、まず向うことにしたのは、以前、千葉市内で偶然見つけた山桜の並木が見れるこんな場所。
群れ咲く花の艶やかさという点では、ソメイヨシノには及びませんが、一つ一つの花を見てみると、
白い清楚な感じの花びらに、緑の葉のアクセントが何ともいい感じで、ほっとした気分に浸ることができるような。
その並木を見ながら先に足を進めて行くと、一本だけ他とは違った花をつけたこんな木がありました。
濃いピンクの花をつけた山桜。
隣り白い花つけた木との、白とピンクに葉の緑を加えたその絶妙なコントラスト。
ソメイヨシノで彩られた桜の名所では、ちょっと見られない風景がそこにありました。
そして、その帰路通った、自宅近くにある薬園台公園前の桜の並木道。
この季節、車でこの並木道の下を走る気分は何とも爽快なのですけど、これだけ咲いていると気になり見たくなって来るのが、この道の近くにある陸上自衛隊習志野駐屯地内の春の風景。
そこで、ちょっと寄り道をしてみるとに。
空挺館とそれを彩る桜のツーショット。
この建物、明治時代、時の明治天皇が陸軍騎兵実施学校へ行幸する際の、専用の御馬見所として建てられた建物。
もとは目黒にあった騎兵師団内あったものを、大正時代この騎兵師団が現在の習志野と地に移転となった時に、それに伴いこの地に移設されたものなのです。
現在では、第1空挺団の資料及び旧日本陸軍落下傘部隊・騎兵連隊関係の資料の展示館として活用されているこの建物、桜に彩に包まれることて、いつもにも増して、世界の荒海に乗り出して行こうとしていた当時の日本の機運のオーラが見えて来るような、そんな感じがして来ます。
そして、その横の敷地の方に移動して、さらに駐屯地内を覗いてみると、
桜に包まれた自衛隊の4輪駆動輸送トラック一団が、
妙に桜の木とマッチした、平和な風景。
そういえば陸上自衛隊の徽章も桜星、その平和を守るために待機しているかのようなその様子が印象的でした。
さて、このちょと風変わりなお花見散歩、今回はまた、その撮りためた写真・映像を集めて、こんなPVを作ってみました。
住み成れた街にも、この季節、よく目を凝らして見れば、また違った風景が見えて来る、そのことを、強く感じた1日になりました。
しかし、それから1週間後。
ようやく春の暖かさが戻って来た日の朝、この陽気ならばあの固い蕾ようやく開き始めたのではと期待を持って、いつもの土手の並木道に来てみると、昨日まで今にも咲きそうに蕾を膨らませていた日影の一本の小枝に、やっと開くことが出来ました言わんばかりに、一輪の桜の花が、誇らしげに可憐な花を咲かせていたのです。
それに続けてさらに、日当たりの良い、道路際の枝を見てみると
こちらの方は、今にも開きそうな蕾を後に従えて、さらに多くの花を開かせていました。
そして、翌日の朝には、
まだ、咲く花まばらであるにもかからず、早くも、その開花を待ちに待った人たちのお花見を場所を確保しようとするブルーシートが、至る所に敷かれていたのです。
ようやく訪れた、春の日々。
そこで、私も今年は、いつもの四ツ谷外堀土手の桜から離れて、街の至る所に芽吹いるだろうと思われる春の気配を探し散策してみることにしたのですが。
さて、その行き先、
桜と言えば普通はその8割を占めていると言われているソメイヨシノのことを連想するのですが、実際は400種以上の花があるのだとか。
しかし、その今は主流となっているソメイヨシノという桜、実は江戸時代の末期、現在の東京の豊島区にあった染井村で自然交配によって生み出されたものなのだそうで、それ以前は、さくら桜と言えば、山桜がその主流だったのだいうことから、今年は、いつもお花見とは少し趣を変えてみようと思い、まず向うことにしたのは、以前、千葉市内で偶然見つけた山桜の並木が見れるこんな場所。
群れ咲く花の艶やかさという点では、ソメイヨシノには及びませんが、一つ一つの花を見てみると、
白い清楚な感じの花びらに、緑の葉のアクセントが何ともいい感じで、ほっとした気分に浸ることができるような。
その並木を見ながら先に足を進めて行くと、一本だけ他とは違った花をつけたこんな木がありました。
濃いピンクの花をつけた山桜。
隣り白い花つけた木との、白とピンクに葉の緑を加えたその絶妙なコントラスト。
ソメイヨシノで彩られた桜の名所では、ちょっと見られない風景がそこにありました。
そして、その帰路通った、自宅近くにある薬園台公園前の桜の並木道。
この季節、車でこの並木道の下を走る気分は何とも爽快なのですけど、これだけ咲いていると気になり見たくなって来るのが、この道の近くにある陸上自衛隊習志野駐屯地内の春の風景。
そこで、ちょっと寄り道をしてみるとに。
空挺館とそれを彩る桜のツーショット。
この建物、明治時代、時の明治天皇が陸軍騎兵実施学校へ行幸する際の、専用の御馬見所として建てられた建物。
もとは目黒にあった騎兵師団内あったものを、大正時代この騎兵師団が現在の習志野と地に移転となった時に、それに伴いこの地に移設されたものなのです。
現在では、第1空挺団の資料及び旧日本陸軍落下傘部隊・騎兵連隊関係の資料の展示館として活用されているこの建物、桜に彩に包まれることて、いつもにも増して、世界の荒海に乗り出して行こうとしていた当時の日本の機運のオーラが見えて来るような、そんな感じがして来ます。
そして、その横の敷地の方に移動して、さらに駐屯地内を覗いてみると、
桜に包まれた自衛隊の4輪駆動輸送トラック一団が、
妙に桜の木とマッチした、平和な風景。
そういえば陸上自衛隊の徽章も桜星、その平和を守るために待機しているかのようなその様子が印象的でした。
さて、このちょと風変わりなお花見散歩、今回はまた、その撮りためた写真・映像を集めて、こんなPVを作ってみました。
住み成れた街にも、この季節、よく目を凝らして見れば、また違った風景が見えて来る、そのことを、強く感じた1日になりました。
今年は、桜の開花が丁度いい感じでしたね。
4月1日~4月10日頃の入学式が満開の桜で、良かったでしょうね。ただ、雨も多かったですが。
私もスマホですが、写真を何枚か撮りましたよ。
by raccoon (2017-04-15 10:54)
こうして見ると、動画も良いものですね。
その場の雰囲気が伝わってきました。
そして、さわやかなギターが良いですね。
by ハンコック (2017-04-15 15:48)
raccoonさん
満開の桜、今年はだいぶ待たされたせいもあってか、一斉に咲きだした思わず写真に残しておきたい気分になりましたよね。
通勤途上、私もスマホをかざして写真を撮っている人の姿、多く見かけましたっけ!!
by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2017-04-18 08:20)
ハンコックさん
写真は、撮る時の光の加減や構図が大切のように思うのですけど、動画はあらかじめ編集後のストーリー性を考えながら撮らなければならない点、また違った面白さがありますね。
かねてよりEarl Klughのアコースティック・ギターは、早春の気分を感じさせるように思っていたので、思わず使うことにしてしまったのですけど、爽やかさ感じていただけて良かったと思っています。
by 老年蛇銘多親父(HM-Oyaji) (2017-04-18 08:31)