寒い日が続きますけど............. [閑話休題]
毎日本当に寒い日が続きますね。
今年の冬は、関東でも例年に比べ雪の予報が出る日が多く、その寒さも格別のように思えますが、先日少し時間が空いたので、その時間つぶしに立ち寄ったとある場所で、こうした寒さの中でも育っていた季節の変わり目到来を告げるこんな風景を見つけました。
寒風にさらされながらも、健気に花を開かせようとしている桃の花。
そして、その周りに植えらていた梅の木にも、よく見ると固いつぼみをつけていて、その出番を待っている様子が見えました。
場所は、千葉県松戸市にある国の重要文化財ともなっている戸定邸(とじょうてい)。
現在は戸定が丘歴史公園として、一般に公開されているこの場所、元は江戸幕府最後の将軍となった、徳川慶喜公の実弟である11代水戸藩主徳川昭武公が、明治維新後その隠居生活の場としてその余生を送った家なのです。
維新後静岡に住んでいた兄の慶喜公も、たびたびこの家を訪れ、兄弟ともに趣味の写真を撮るなどして過ごした場所なのだとか。
そうしたことからこうして見る桃の花、その背後からは春の日射しをを浴びながらひたすら写真撮影に興じる、激動の歴史の表舞台に身をさらしながらも無事平和な日常に身をおいた兄弟の屈託のない笑い声が聞こえてくるような気がします。
そういえば2月、旧暦ではお正月の月。
その旧正月に昔の人が感じていた「新春」という言葉。
この時期、こうした場所で見た桃の花、そこから昔の人たちの鋭い季節感覚の一端を教えられたように感じました。
それにしても暖かな日の訪れ、本当に待ち遠しいですね。
今年の冬は、関東でも例年に比べ雪の予報が出る日が多く、その寒さも格別のように思えますが、先日少し時間が空いたので、その時間つぶしに立ち寄ったとある場所で、こうした寒さの中でも育っていた季節の変わり目到来を告げるこんな風景を見つけました。
寒風にさらされながらも、健気に花を開かせようとしている桃の花。
そして、その周りに植えらていた梅の木にも、よく見ると固いつぼみをつけていて、その出番を待っている様子が見えました。
場所は、千葉県松戸市にある国の重要文化財ともなっている戸定邸(とじょうてい)。
現在は戸定が丘歴史公園として、一般に公開されているこの場所、元は江戸幕府最後の将軍となった、徳川慶喜公の実弟である11代水戸藩主徳川昭武公が、明治維新後その隠居生活の場としてその余生を送った家なのです。
維新後静岡に住んでいた兄の慶喜公も、たびたびこの家を訪れ、兄弟ともに趣味の写真を撮るなどして過ごした場所なのだとか。
そうしたことからこうして見る桃の花、その背後からは春の日射しをを浴びながらひたすら写真撮影に興じる、激動の歴史の表舞台に身をさらしながらも無事平和な日常に身をおいた兄弟の屈託のない笑い声が聞こえてくるような気がします。
そういえば2月、旧暦ではお正月の月。
その旧正月に昔の人が感じていた「新春」という言葉。
この時期、こうした場所で見た桃の花、そこから昔の人たちの鋭い季節感覚の一端を教えられたように感じました。
それにしても暖かな日の訪れ、本当に待ち遠しいですね。
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