釈迦堂、桃の花園 2014 [仕事の合間に]

昨年,偶然見つけ訪れた中央高速道路 釈迦堂PAの丘の上にある釈迦堂遺跡の桃の花園、そこに今年もまた、うまい具合に出張がはまり訪れる機会を得、今年もまその美しさ、堪能することができました。、


今回は、昨年、偶然この花園見つけドタバタで見て回ったこの花園を、仕事前に1時間ほどゆっくり散策したいと思い夜が明けるとともに出発、家の近所の桃の花も満開であったこともあり、昨年以上に美しい満開の花園に出会えるのではと期待を胸にその地へ向かうことにしたのです。

ところが、その早朝の出発、これがこの旅の前途に幸いをもたらすことなったのです。

というのは、この日の中央道に向かう首都高速は、早朝より集中工事ということで終日1車線規制となり、激しい大渋滞が予想されている日だったのです。

しかし、そのことを知らずにも家を出たにも関わらず、そこまで行ってみるとちょうど車線規制の作業は始まったばかり、無事渋滞に巻き込まれことなく通過することが出来たのです。

これは助かったと思い、首都高を抜け中央道を快適に走っていると、さらに今度は八王子JC付近で事故発生の情報が。
その場に近づくにつれまだ日曜の朝6時前だというのに、渋滞が発生しているとの情報が入って来たのです。

そしてその事故現場に近づき走り続けていると、なんと前をフェラーリ君が優雅に走行をしている。

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やはり、走っているフェラーリは美しいなと思いながら、しばし併走を続けていると事故処理中の表示板が。
フェラーリ君共々渋滞にはまってしまったのです。

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それにしても、この写真のフェラーリ君の後ろ姿、力を持て余しているようでどこか窮屈そうですね。

しかし、この渋滞もまだ6時前の早朝の時間ということもあって400m程度で無事脱出。

だが、通りすがりに垣間見た事故の大きさはかなりのもの。
レスキュー車が3台も来ていて、壁に激突し折れ曲がった小型トラックが止まっているのが見えたのです。

後で知ったことですが、この後しばらくして中央道はこの事故処理のため通行止めになったのだとか。
それにしても、一度ならず二度のこの幸運。

ここまで来ると、これはこれから訪れる桃園の神の加護がよるものではとさえ、思えて来るのです。


さて、そうこうしながら桃園のある釈迦堂PAに到着。
ところが、着いてみるとまだ朝6:30だというのに駐車場は80%の満車状態。
同じ時間帯に訪れたの昨年は、これほどの混雑ではなかったのに。

なんとか車を止め外に出て、ここに来ている人の話を耳を澄まし聞いてみると、都内から来ている人もだいぶいる様子。
口コミでこの桃園、年々有名になりつつあるということなのかもしれませんね。

そして、丘へと続く階段を登り桃園の入り口に来てみると、

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果たして桃の花園は、

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この通り。
入口で桃の苗木売っていた農家の方が「桃の花は、今が満開です。」と訪れる人、一人々に声をかけていました。

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そして辺りを見回すと、仙人が住むという桃源郷を思わせる一面の桃の花世界。
今年は、昨年と違った場所から見てみたいと思い、足を進めてみると遺跡博物館の隣にある桃の花の森、その森のある農家の桃園の中にも入れる様子。

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早速、そちらに向かい中に入ってみることに。
すると、大きく育った桃の木が何本も、頭の上に多くの艶やかな桃の花つけ咲かしている。

というところで、その美しい桃園の様子、今回もその映像、撮影して来ましたのでじっくりとご多能下さい。





使用した音楽は、日本の弦楽四重奏団 ニュー・アドニス・カルテットの演奏で曲は、Queenの名曲”Bohemian Rhapsody”と、元英国のプログレシッブ・ロックバンドJethro Tullのメンバ-であったDavid Palmerのアレンジと指揮による London Symphony Orchestra、にJethro TullのリーダーであるIan Andersonのフルートが加わった演奏で、曲はイアンのオリジナルで”Elegy”です。

山間の清涼感溢れる早朝の空気と、暖かく心弾む春のイメージし、この2曲を選んでみました。

さて、群れをなして咲き誇る桃の花たち。
その一つ一つも清楚な桜とは異なる甘く華麗な美しさが魅力的。

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その華麗な花の影に隠れ見落としがちですが、桃の木の根元でひっそり咲く草花たちの美しさが、その桃源郷の美しさをさらに引き立ててくれています。

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そしていろいろな種類の水仙が、訪れる人々にこの花園の秘密を親しく話かけてくるかような仕草で咲いているのが見えていました。

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枝垂桜も、桃に負けまいと懸命に花を咲かしていた、その姿もまた綺麗でした。

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この場所に来てちょうど1時間。
そろそろ、仕事先に向かわなければと思い駐車場に戻ってみると、場内は既に満車状態。
いやいや、ここにも早朝早出のご利益がありました。

今年も来ることの出来た桃の花園。
心の洗濯も十分に、気合を入れ直して仕事場へ出発です。



しかし、事務所で働く職場の仲間たち、一人だけいい思いをしては申し訳ない。
帰りには、お土産を買って帰ることにしたのです。

余談となりますが、そのお土産。
甲州銘菓で有名な信玄餅、その信玄餅を作る桔梗屋さんから、最近いろいろ新製品が出ているのですが、前回は甲州の桜を楽しんだ罪滅ぼしに買って帰ったのがこちらのお菓子。

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ご存じカントリーマアムの信玄餅ヴァージョン。
山梨県限定の商品なのですけど、持ち帰ったところ評判は上々であったこともあり、今回もその線で探してみると、

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今度、見つけたのは信玄飴と羊羹の中に巨峰の実が入った巨峰羊羹。
値段も安かったので、この二つを買って帰りました。

その結果はって........。


そう、今回も結果は上々。
仕事は少しばかり急がしいけれど、美しい花園を見れて、その上買ったお土産が喜んでもらえて、再び老体にも力が湧いて来るような気になった、旅でした。

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コメント 4

raccoon

素晴らしく鮮やかな桃の花と水仙ですね。
早朝から渋滞とは大変でしたね。
by raccoon (2014-04-25 06:31) 

老年蛇銘多親父

raccoonさん

鮮やかでしょう。
どこか異次元の世界に迷い込んだような感じで、今年も訪れることができたこと、本当に良かったと思っています。

by 老年蛇銘多親父 (2014-04-26 10:26) 

ハンコック

老年蛇銘多親父さん
こんばんは。
今年も行かれたのですね。
やはり、桃の花は色が濃いので綺麗ですね。
桜も本来はピンク色なのでしょうが、最近の桜は
色が薄い気がします。
都会の桜は栄養が足りないのでしょうか。

桃といえば、「又兵衛桜」という有名な枝垂れ桜と
桃のツーショットが見れるところがあり、
いつかはここに行ってみたいと思っています。

by ハンコック (2014-04-28 20:35) 

老年蛇銘多親父

ハンコックさん

そうなんです。今年も運よく花の時期に出張することが出来ましてね。

この桃の花、近くで見ると色が濃く綺麗なのですけど、遠くから見るとその美しさがあまり感じられないのです。

やはり、群れ咲いた様子を遠くから見るとなると、桜の清涼な鮮やかさにはかなわないのだなあと思っています。

そうそう桜の色、開花から毎日見ていると、最初はピンクが濃いように感じるのですけど、花が開くにつれそれが薄まっていくような。
毎日通勤時、桜の木の下を歩きながら、そんな感じを受けていました。


by 老年蛇銘多親父 (2014-05-01 16:51) 

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