2018年!印象に残った作品 ロック編 [音源発掘]

街をのあちらこちらでクリスマス・ツリーを見受けることが多くなった今日この頃、ここ数ヶ月どたばたの日々過して来たこともあってか、色づく紅葉の後だけは追いつつもクリスマスのことなどすっかりと忘れていて、もうこんな時候となってしまったのか驚きつつも、よく暦見てみれば11月ももう終わり。

ああ!!今年も早、年の瀬が来てしまったのかと、今度は、なにか気ぜわしい気分になりなりながら、となれば、今年1年間接してきた私の音楽遍歴、毎年恒例ともしている総決算をしなければと、書き留めるべき作業を始めることにしたのです。

さて、2018年に接してきた私のミュージック・ライブラリーを振り返って見てみると、今年はロック・ジャズとも大当たり連続の大収穫で、ほぼ毎月のようにお気に入りの作品に出会たこともあり、かなりの点数になってしまったのですが、そのどれもこれもが深く印象に残るものであったため、”2018年!印象に残った作品”としてどの作品に焦点を当てて書いたら良いのか見当もつかなくなり、それを選ぶのもなかなかもて難しくなってしまった有様。

そうは言っても、そのすべてを取り上げてはとても年内に話を終えることは出来ないしということで、腹を決め厳選び厳選、そうして筆を進めることにしたのです。

そこで厳選に厳選を重ねたその第一回は、ロック編。
ここととろロックについてあまり取り上げ語っていなかったことと、それに加え私こと”蛇銘多親父(ヘビメタおやじ)”を名乗っている以上メタル作品を語らねばということで、まずは、そのメタル作品からお話を始めることにしました。

実はロックの分野、今年初は、昨年聴いて気に入っていた元UKのキーボド奏者Eddie" Jobsonやスウェーデンのプログレシッブ・ロックバンド”The Flower Kings”のギタリストでリーダーでのあるRoine Stoltに関連する作品、いわゆるプログレシッブ・ロック系の作品を追っていこうと考えて、メタルに関しては積極的に探訪をするつもりなかったのですけど、その転機となったのが、ブログ記事を書くうちに70年代ロックのことが懐かしく聴きたくなり、その結果それを題材にした記事を書こうと取り上げることにしたDeep Purpleの存在。

今でこそ日常Jazzを中心に音楽を楽しんでいる私ですが、その始まりとなったはとあるLive観戦がそのきっかけ。
その私のLive観戦デビューともなったそのアーティストは、あの伝説のLed Zeppelin!!

そのおかげで、日頃Jazzを聴きながらも、そこで組み込まれてしまったメタル好きの遺伝子が突然目覚め、無性にメタル系のサウンドが聴きたくなってしまうことしばし。

そのせいか、Deep Purpleのことを書いているうちに、今度はメタル出遺伝子が騒ぎ出し、新旧いろいろなメタル作品を探し聴きあさることになってしまった次第。

そうして接したメタル作品、その中で、今年もっとも印象に残ったのがこの作品。

Havoc-Circus Maximus Cover_.jpg


ノルウェーのプログレッシブ・メタルバンドのCircus Maximus、彼等の2016年発表の第4作目の作品”Havoc”です。


私が彼らを知ったのは、2007年の彼らの第2作目の作品”Isolate”でだったのですけど、あの時は、当時私が好んでよく聴いていたDream Theaterの継承者としての評判から、興味を惹かれ彼等を聴いてみたところ、確かにテクニックもありサウンドにも独自のものがあるのを感じられるものの、DTが繰り広げる楽器の同士のぶつかりあいから生まれるシリアスな緊張感を好んでいた私は、DTとは異なった彼等本来の良さを見抜くことが出来ず、以後彼の作品を聴くことのないままでいたのです。

ところが、今回、最新のメタルを聴き直そうといくつかの作品を選び出し、手始めにその中にあった彼等の第3作目の作品”Nine”を聴いたところ、そのサウンドにDTとは異なったトータル・バランスの取れたのびやかで瑞々しい若さがあることに気付かされ、その勢いで彼らの全作品を聴き直し、2018年のお気に入り作品のひとつとなってしまったのが、この”Havoc”だったのです。

ことはともあれ前置きはこの辺にして、その爽快なサウンドさっそく聴いてみることにいたしましょう!!




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