ソメイヨシノとBill Evansが合い歌う春の訪れ [音源発掘]

今年も昨年同様、例年に較べかなり早かったソメイヨシノの開花の訪れ。

私の子供達が小学校入学の時は、ちょうどその入学式の頃が花の見頃で、その桜の木の下で入学記念の写真を撮ったものだったはずなのに、この様子では入学式の頃は既に花は終わり若葉が勢いよく育ち始めていることだろうと、味気なさとほのかな寂しさを覚えながらもソメイヨシノが咲けば、春は全開!!

特に今年はコロナ禍の中、冬の寒さに合わせて極度の忍耐を強いられた冬であったことを思うとソメイヨシノが持たらす解放感に満ちた春の力は絶対的!!!
とか何とか言って、今もって不要な外出は避けるべきのご時世の中、仕事で出張の合間にちょっとならばと、はばかりながらも桜見物をすることに。

その様子がこちらの写真!!

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茨城県土浦市にある土浦城 (別名;亀城(きじょう))の桜の様子。

そして、

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神奈川県秦野市の”はだのさくら道”の桜並木。
県下随一といわれる全長6.2㎞にもおよぶ花のトンネルが続くこの道を、走り抜けるのはなんとも気分爽快です。

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こちらは、千葉県松戸市にある、最後の水戸藩主 徳川昭武が晩年を過ごした戸定邸公園の枝垂れ桜。
この地は、2月には梅、そして寒桜が咲き、この時期はソメイヨシノに加えてこの枝垂れ桜が咲く、花木の数は少ないものの、緑の中に季節の移ろいに従って次々に咲く花々のかすかな彩が興をそそる場所。

と、千葉県戻ったところで我家の周辺を散歩。
足を運んでみたのが、自衛隊習志野駐屯地の中にある空挺館。

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この洋館は、当時、駒場にあった旧陸軍の騎兵連隊の演習に行幸された天皇や皇族の迎賓館として1911年(明治44年)に建てられたもので、1916年(大正5年)に騎兵連隊がこの習志野の地n移転と共にこの地に移築され現在に至っている船橋市の大切な文化歴史遺産。

その歴史にの香りに導かれ行かなければの気持ちなり、訪れてみることになりました。


とまあ、ちょとのつもりが陽気の良さにも手伝って、あちらこちらへと歩き回ってしまうはめとなってしまったのですが、その気分をさらに増長してしまったのが、その行く先々で花を見ながら聴いていたミュージック。

私のような年寄りが、桜の香りに誘われてあちらこちらへと動き回るその活力の源を与えてくれたそのミュージックとは、ジャズの巨匠であるピアニストのBill Evansが、サックス奏者とともに歌っていた、春の喜びを湧き立たせる、ジャズ・ワルツの今やスタンダード・ナンバーともなってしまった名曲。

ここで耳を傾けていただければと思います。





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